情報提供

2025/04/24 Thursday 21:04

今年もブラジル行ってきます。

新アジア担当(ベトナム以外)の橋本です。
先週の笹嶋の書き込みにもありましたように、ブラジルとメキシコの仕事を彼とこの一年かけて一緒にワークしていきます。早速、7月中旬から1ヶ月ほどブラジルに入る予定を立てています。まずサンパウロでカイペリーニャを一緒に飲めたらと思っています。
そしてもちろん現地から最新情報を発信いたします。ラボバンクによると今年のクロップは昨対でアラビカ6百万減、コニロンが2百万増で4百万減産になるみたいです。スクリーンサイズも収穫が始まってみないと分からないこともあり、注視が必要です。

インドネシアは最近の相場高騰で、マンデリンが他の商品と比べて、以前のように高価な商品ではなくなってきたこともあり、引き合いが増えているようです。2週間前にはアメリカの某大手バイヤーも現地入りしたというニュースが入っています。トランプ関税の影響を受けないため、直近の船積みを急ピッチで進めるようシッパーに根回ししているらしく、港は混雑が続いています。それに加え、日本では農薬問題で入港しても時間がかかってしまうのが歯痒いです。
アメリカだけでなく、中国の最大手コーヒー会社も最近、手前の船積みで産地にほぼ10コンテナ分のオファー依頼を出したというニュースも入ってきており、現地価格も少しずつ上がっているとのことです。
また、最新情報は改めてアップデートいたします。

2025/04/19 Saturday 19:35

ブラジル担当に加わりました、笹嶋です

みなさま、はじめまして。
これからブラジル担当として「産地の窓」に加わることになりました、笹嶋一志と申します。
現ブラジル担当である橋本と暫くは2名体制にてみなさまのサポートをさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

私自身この業界へ興味を持つきっかけになったのは、実は学生時代に自家焙煎店さんで飲んだ「ショコラ」です。
そのきっかけとなった生産国にこうして関わることができるようになったことに、不思議なご縁を感じています。
(それと同時にそのボリュームから緊張もしています…)

ブラジルをはじめとするコーヒー市場は、空前の状況ですがそんな状況でも、安定してお届けできるように、お客様、産地と向き合って参ります。

まだまだ至らぬ点もあるかと思いますが、しっかりとお客様のこと、産地のことをまずは知りながら、みなさまに有益な商品・情報を提供できるよう邁進いたします。
改めて、これからどうぞよろしくお願いします!

2025/04/11 Friday 18:55

中米の主要生産国についてアップデート

中米&ベトナム担当のパウです。

今週は中米の主要生産国及びベトナムについて簡単に最新情報をアップデートさせて頂きます。

グアテマラ:収穫はほとんど終了しており、いくつかの地域(特にウエウエテナンゴのような高地)ではまだ少量のコーヒーが収穫されているが、量は限定的。オリエンテやアティトランのような地域の多くのウェットミルはシーズンを終えすでに閉鎖されている。現時点で生産量の約35%が輸出されている。ANACAFEの予想では、総収穫量は310万袋(60kg)とされているが、多くの輸出業者は昨年より10%減少し、約270万〜280万袋(60kg)になると考えている。先週のニューヨーク相場の下落を受けて、国内価格は上に調整された。
一部地域では最初の雨が見られ始めているが、サイクルとしては非常に早い。しかし、今のところ次の収穫についての懸念には至らない。現時点での栽培サイクルとコーヒーの木の状態から判断すると、次の収穫は今回よりも増加することが示唆されている。

ホンジュラス:収穫は標高2000メートル以上の地域を除いて終了しているが、輸出業者が先物契約をカバーし続けているため、パーチメントコーヒーはまだ倉庫に納品されている。最近の納品では、生産者が国内マーケットでの高値に伴い収穫量を最大化しようとしているため、いくつかの輸出業者からは、ディフェクトカップの発生率が高くなっていると報告がある。
コルテス港では慢性的に物流面の課題があるものの、2024/25の輸出量は現在2.33百万袋(60kg)の登録があり、2023/24の同じ時期と比較して10%の増加となっている。平均輸出価格は2023/25年と比較して81%増加し、46kgあたりUSD 346.61と報告されている。コーヒー輸出から得られた総価値はこれまでのところほぼ2倍となり、2023/34年と比較して99%増加している。

ニカラグア:収穫は約95%完了しており、現在は出荷に全ての注意が向けられている。季節外れの雨と労働力不足の影響により、最終的な生産量は当初の見積もりよりも約10%低くなる可能性がある。ニューヨーク相場の高騰と歴史的な価格にもかかわらず、このシーズンは地元企業にとって非常に厳しいものとなっており、高額な資金調達コストと物流の問題が流動性に影響を与え、供給リスクを増加させている。
コリント港における物流状況は依然として混乱しており、予約が何度もキャンセルされたり延期されたりしている。コンテナの供給が限られており、大手輸出業者が優先されている状態。

ベトナム:ベトナムでは農家の販売が依然として遅れている。輸出業者は収穫量のうち70%未満が売却されていると報告している。中央高原地域では、現在暖かく乾燥した天候が続いており、これから訪れる雨季に備えている。2025/26シーズンの全体的な天候の見通しは現在のところ良好である。

以上、ご参考になれば幸いです。

2025/04/04 Friday 20:23

コロンビアのコンテストカップ会に参加しました

コロンビア担当の花岡です。

先日当社サプライヤーであるコロンビアFNC主催のコンテストロットカッピング会に参加してきました。2024年のメインクロップからノミネートされたコーヒーが、全国予選、ボゴタの第二予選を経て、上位50ロットに絞られ、4/4開催のオンラインオークションにて落札されます。年2回の収穫期ですから開催時期によってエリア差は出るものの、ノミネート数はトリマにウイラ・アンティオキアが続くという順当なものでした。他にもノースサンタンデールやセサールといった、あまりメジャーではない北部の県からも選出されていました。

風味傾向については、以前ほど強い発酵系のコーヒーは減り、上品でフラワリーなものが多い印象でした。精選方法もナチュラル・ハニーは全体の1/3以下ですので、生産者の間でも一時期の発酵ブームは落ち着きを見せていることが伺えます。
品種についてはダントツでゲイシャが多いのですが、私が注目していたのは5ロットほど選出されていたカトゥーラチロソです。すごく華やかというわけではないですが、上品でトロピカルな味わいはぜひ当社のラインナップにも加えたいと模索しております。

今回当社は正式にオークションには参加しませんでしたが、前回の最高額$66.50/lbを一つベンチマークにしながら、自分の好みのロットがいくらになるのか結果とすり合わせてみたいと思います。

追伸:今回カップをご一緒させていただいたとてもオシャレな自家焙煎店さんやコーヒー業者さんの中では、どうしても居心地が悪くなるくらいには自分が石光商事に染まっていることを実感しました。精進いたします。

2025/03/28 Friday 20:27

新人の阿部と申します。

はじめまして、今後新しくアフリカのエリア担当を努めます阿部玲奈と申します。

2025年4月から入社3年目になります。
入社後丸1年間、石光商事の全部署を回る研修を経てコーヒー原料チームに配属となり、入社2年目の約1年デリバリーを担当後営業に移動となりました。

学生時代は卓球に没頭しており、筋トレをする過程でバックスクワットで100kg持ち上げられるようになりました。
世界で一番好きな食べ物は家系豚骨醤油ラーメンです。

アフリカを知ったきっかけは、卓球で選んだ高校に偶然国際学科があり入学したことです。
授業でアフリカがテーマとして取り扱われる中で、いつかこの場所に関わる仕事ができたらと思ったところから今日を迎えることができたこと、本当に恵まれており光栄に思います。

コーヒーに学ぶ毎日ですが、一部を知っただけでもどんどん引き込まれるコーヒーというものがもつ力はとんでもないと実感しています。
これからもっと深く理解し、知見を広げることができるのが楽しみで嬉しいです。

未熟者ですが少しでも皆さまのお役に立てるよう努めます。
これからどうぞ、よろしくお願いいたします。

archives

[ 2022 ] [ 2021 ] [ 2020 ] [ 2019 ] [ 2018 ] [ 2017 ] [ 2016 ] [ 2015 ] [ 2014 ] [ 2013 ] [ 2012 ] [ 2011 ] [ 2010 ] [ 2009 ] [ 2008 ] [ 2007 ]