アジア担当の橋本です。
先日、会社で「未来フォーラム」という、グループ会社も巻き込んで会社の未来を語るイベントがありました。初めましての方もいて少し緊張しましたが、全体として目指す方向性を再確認しました。弊社は「世界の食の幸せに貢献する」をミッションに掲げています。
最近、企業の価値やブランディングについて考えることが増え、ミッションやバリューなどの横文字を見ると、中二病が発動してついつい覗きに行ってしまいます。
そんな中、週末に学生時代の友人と久々にキャンプへ。寝袋とマットを新調しました。Nuucaという企業の製品なのですが、企業ミッション/紹介文が面白かったので、HPから一部下記します。製品自体の品質レベルも高く、非常に満足しています。
引用開始
Nuucaのミッション
Nuucaは「大切な人と『心がつながった』『記憶に残る』体験をつくり、その関係性を深め、人生の豊かさの向上」に貢献する。
そのために私たちは、このようなミッションを掲げました。私たちは、単にキャンプ用品を提供するのではなく、Nuucaの商品をお使いいただく方が、キャンプという体験を通じて、大切な人との「心がつながった」一生記憶に残る体験を創出することに貢献します。
Nuucaの想い
残念ながら最近、「日本は幸福度の低い国」という報道や調査を目にすることがあります。便利で安全で、四季もあり自然も豊かな国なのに、何が足りないのでしょうか。人が幸せなのは、「大切な人と心がつながる」とき。
人はどんな時に幸せなのか? それは「大切な人と、心と心がつながる時」ではないでしょうか。子どもまでがスマートフォンを持つようになり、便利になった一方、デジタルな情報のやり取りに多くの時間を使っている現在だからこそ、以前にも増して「人と人とがつながる体験」が大切になってきていると感じます。
そんな時、私は「ヒュッゲ(Hygge)」という言葉を知りました。
「居心地のよい時間」を表す北欧の言葉「ヒュッゲ」——「心地よい時間」「日々を楽しく過ごす心の持ち方」「人と人との触れ合いから生まれる居心地のよさ」などを指す言葉です。
(中略)
キャンプはヒュッゲそのもの
「キャンプとは何か?」今まで深く考えたことはありませんでしたが、私たちは「キャンプは、ヒュッゲそのもの」であることに気がつきました。なぜなら、キャンプは「日々のしなければならないこと」から解放され、家族や仲の良い人たちとの時間をリラックスして楽しむ時間だからです。「炎」「暗闇」「風の音」を感じて、人間の感性が研ぎ澄まされる時間だからです。
——
「焚き火を眺めながら、たくさんの話ができたこと」
「暗闇の中を子どもと一緒に手をつないでトイレに行ったこと」
「一緒に星空を眺めたこと」
「朝早くコーヒーを飲みながら、夫婦で会話したこと」
私たちNuucaは、多くの方に、忙しい生活の中で少なくなっている「ゆったりとして、幸せを感じるヒュッゲな時間」を過ごしていただきたいと思っています。
引用終了
キャンプは非日常を味わえるし、気心の知れた人とゆっくり時間を過ごせるのが貴重ですよね。私は焚き火前で脳内BGMが流れ出します。
個人的なヒュッゲ(居心地のよい時間)は、飛行機の中。特に生産国に足を運ぶ時は、わくわくとどきどきが同居して、機内の狭い席で「あーでもない、こーでもない」と思考がぐるぐるしている瞬間がヒュッゲです。来月中旬からアジアの国々をいろいろ見て回る予定なので、またここでその時の感想を共有します。機内でのビールは控えめにします。