業務紹介

研究開発室

研究開発室の仕事は研究、開発、検査の3つで構成されています。

私たちは技術者としての立場から、お客様のサポート、社会貢献に取り組んでいます。

1. 研究

  • 栽培から抽出に至るまでのコーヒーに関する全プロセスを対象としています。産地やお客様との共同研究にも取り組んでいます。
抽出のようす
  • 文献収集、学会活動により常に最先端の情報を把握しています。お客様からの依頼に速やかに対応できるよう、全ての情報は電子文書としてデータベース化されています。
  • 得られた知見を学会発表、成書を通じて、あるいは業界団体での活動などを通して、コーヒー業界、消費者のみなさまに提供しています。

2.開発

  • 長年の経験と分析技術に基づいた飲料開発をおこなっています。
  • 研究を起点とする新技術の開発をおこなっています。
分析機器の写真

3.検査

  • コーヒーに含まれるさまざまな成分を測定し、独自の品質評価をおこなっています。
  • お客様、消費者のみなさまの安全、安心の確保のため、残留農薬、カビ毒などの検査をおこなっています。
品質評価 分析機

エリア担当

コーヒー原料は事実上100%が生産国からの輸入に依存しています。
私たちエリア担当はコーヒー主要産地とのパイプ役となって、より満足のいただける商品を調達できる環境づくりを実現するよう産地業者との連携をとることが主たる業務であります。

エリア担当として以下の4地域担当を配置しております。

  1. ブラジル担当(ブラジル)
  2. 中南米担当(コロンビア、グァテマラ、ホンジュラスなど)
  3. アジア担当(インドネシア、ヴェトナムなど)
  4. アフリカ担当(エチオピア、ケニア、タンザニアなど)

機 能

  • 私たちは現地駐在員ではなくエリア担当全員が国内の営業活動に携わっています。つまり、日本のマーケットの側にいてお客様の要求を汲み取りながら、産地の良質業者と直接の連携をとって実現に向け取り組んでまいります。
  • それらの業者は、お客様品質の実現を主眼において選定されており、機能、規模、、特徴など要素を考えて日本のマーケットにフィットしたものを供給できるかどうかが選定のための重要なポイントとなります。
    また、お客様の多様な要求に応えられるようそのときのテーマに応じた業者の選択や調整を図ります。
  • シーズンごとの訪問のみでなく産地業者とは日常的に連絡を取り合います。またその内容も頻度も従来の産地との交信とはまったく異なっており、非常に広い角度に渡っております。
    そのことで私たちはその業者と実質的な最良の協調関係を維持いたします。
  • この環境を活用し、お客様と産地(業者)とが一体になれるよう努めます。そのことでお客様のご要望(オリジナル商品つくりや情報提供など)をスムーズにいたしますし、明確な責務と目的を持つことで、さらに積極的に産地においての業界に関わっていくことで、より有用な情報を広く確保いたします。
    そこに産地がみえるような実感やレスポンスの速さ、情報の確かさを実現いたします。