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2009EAFCA(3) コーヒーサファリ

サファリとはスワヒリ語で旅という意味らしいですね。

ルワンダについた翌日から1泊2日でコーヒーを視察するEAFCAの

オプショナルツアー「コーヒーサファリ」に参加しました。

「朝ホテルでピックアップ」となっていましたが、たぶん彼らは私がどこに

泊まっているかしらない・・・慌てて前日の夜にあちこちに電話するはめに

なりました。アフリカで気遣いを求めるのは無理かも。かといってずっと

気を張っていてはものすごく疲れます。「ここを外すとえらいことになる」

それを自分で見極めて、その部分だけ十分に念を押して進めれば

アフリカ生活はとても快適になります。それ以外のことで何かミスがあっても

怒っちゃいけない。そんなところだと思います。

 

ルワンダは長野県2個分くらいの面積の国。西の端、コンゴとの国境になる

キブ湖までそれほど遠くありません。今回は軍用のボートでキブ湖畔に

点在する水洗加工場をいくつか見て回りました。JETRO主催のツアーに

参加の方々とご一緒させていただきました。総勢15名。コーヒーサファリの

最大派閥になりました。

  ←これがそのボート

これまでセスナ、ヘリコプターなどでの視察はありましたが、ボートは初めて。

途中スコールに遭ってずぶ濡れになったりもしましたが、非常に記憶に残る

旅になりました。

 

どこに行っても大歓迎!とても美しく心を揺さぶられる歌と踊りで出迎えて

もらいました(写真は現地からアップロード済み)。

水洗加工場はやや画一化された印象を持ちましたし、プロセス自体に少し

疑問も残りますが、この数年でこの国のコーヒーの品質が改善されたことは

十分に理解できました。

 

この国の子供もとても人なつっこくてかわいいです。車に向かって一生懸命

手を振ってくれます。ふだんは産地での移動中は眠りこけている私ですが

今回はずっとずっと外に向かって手を振っていました。一生分振ったかも。

私はこの国がとても好きになりました。

石脇