研究開発室では毎月何十本もの論文を入手し、データベースを構築しています。
その中から今回騒動になっている有機塩素系農薬の消長試験結果に関する論文
を紹介してみます。
Z Lebensm Unters Forsh という有名な論文誌に1984年の179巻に
190?200℃6分間の焙煎で
0.05ppm の γ-BHC
0.007ppmのヘプタクロル代謝物
が検出できなくなることが示されています。
(M. Cetinkaya., et al., Z Lebensm Unters Forsch, 179, 5-8, 1984 )
もちろん私たちも農薬の残留のリスクがあるものについては焙煎豆検査で
なくなることを必ず確認しています。
石脇