スリランカからの復り、タイに数日滞在しました
バンコクでお客様を何軒か回り、チェンライへ。
久しぶりにDoiTungプロジェクトの仲間と一緒にコーヒー農園の
仕事を学び、畑仕事に汗をかきました。
地元の珍しい食べ物は何でも食べたい!そんな私のために
仲間の一人が、穫れたてのバッタとコオロギを調理して持ってきてくれました。
市販のものはフライパンで炒めながら味を付けているだけらいいの
ですが、この手作りの逸品は、
1) ライトで虫を集め、捕獲。
2) 洗う。大きな虫は臓器を取り出す。
3) 塩ゆで。
4) 素揚げ。
5) フライパンで炒めながらガーリック、その他香辛料で味付け。
というとっても手の込んだものでした。
帰国の日、朝がゆにトッピングしてみました。美味。心遣いに感謝感謝です。
石脇
金沢→東京→鹿児島→東京→ちょこっとだけ神戸→タイと
この一週間で各地を転々とした後、スリランカにやってきました。
これまで30数ヶ国回らせてもらってますが、ほとんどがコーヒー
生産国で、スリランカははじめてとなります。
元々ソフトドリンクおたく、紅茶もずいぶんとやったので、今回の
出張は前々から楽しみにしていたのですが、思っていた以上に
いいところでとても気に入りました。
プロのテイスターの仕事を見せていただくのも今回がはじめて。
ものすごい速さで、 格付けしたり、ブレンドを作り上げたりする
熟練のワザに圧倒されてしまいました。
食事もおいしいです。ずらりと並んだカレーの数々。
私はカレーのおじさまになりました。
石脇
前回の参加から15年・・・久しぶりのSCAAはずいぶんと様変わりしていました。
完全にマンネリ化しているSCAJにとって、見習うべき点が多々あるように感じました。
今回の目的は、新しい試みとしておこなわれるScientific Poster Sessionに参加
すること。創業110年の記念すべき年なので、勝手に記念イベントをいくつかやる
予定です。今回のポスター出展はその第一弾。
科学者が集まるASICとはずいぶん異なり、専門性の高い話よりもイメージしやすい
具体性の高い内容の方が受けがいいようです。「こつ」の科学をポスターに展開した
方がより興味を惹いたかもしれません。
効果はさておき、とりあえず成果が残せたということで、よしとしましょう。
残りの2日は参加者として勉強してきます。
P.S.
こちらでも熊本の地震のニュースは繰り返し報道されています。
九州人としては、いてもたってもいられない状況。胸が痛みます。
石脇
15年ぶりにSCAAに参加します。
はじめての試みとしておこなわれる SCAA scientific poster session に
ポスターを出します。
このところ科学者としては長い休眠が続いていますが、せっかく誘っていた
だいたので、会社の110周年記念イベントの1つとして参加します。
今回のテーマは品質重視の市場にも、価格重視の市場にも一石を投じたい
という趣旨で、
「成分検査と価格を組み合わせた生豆の最適化」、
「味覚データと価格を組み合わせたブレンドの最適化」、
「粒度分布解析と味覚データを組み合わせた粉砕の最適化」
の組み合わせで、風味を損ねることなくコストを下げられる・・・そんな
話を展開してきます。
石脇