コラム

コーヒーは安全な飲み物なのか?

2008/05/13 Tuesday 08:13

エチオピアからの農薬検出が続いています。
不安に思われる方のためにここで簡単なリスク評価を
してみたいと思います。

まず最初に認識していただきたいのは「食品衛生法違反
と毒性は別物」であるということです。毒性の評価は
ADIという数値に基づいておこないます。これはその農薬
を一生摂取し続けても問題がない量を表していて、農薬
毎に決まっています。(括弧内は検出最高濃度)
リンデン 0.005mg/kg/day (0.23ppm)
クロルデン 0.0005mg/kg/day (0.03ppm)
ヘプタクロル 0.0001mg/kg/day (0.14ppm)

このところの検出事例のうち一番高濃度(括弧内)のものに
ついて実際にリスク評価してみましょう。
2つの仮定をおきます。
1つは体重50kgの方を想定することです。
もう1つはコーヒー一杯当たり10gを使用するということです。

リンデンの場合は
10×0.23×10^-6×100 / (0.005×10^-3×50) = 0.92%
クロルデン、ヘプタクロルについても同様に計算すると
それぞれ1.2%、28% になります。

つまり、コーヒー一杯あたり一生の安全の目安になる量の
30%にも満たない訳です。30%という量は大きく見えるかも
しれませんが、この計算は「生豆10gをそのまま食べる場合」
の計算になります。実際にそんな人はいませんね。

私たちは焙煎して、粉砕して、抽出してコーヒーを摂取
します。私のところでは焙煎豆での検査もしていますが、
生豆で検出された場合でもそれが焙煎豆に残った事例は
ありません。また、今回検出された有機塩素系農薬は
水に溶けにくいことも知られています。たぶん、万が一
焙煎豆に少量残ったとしても、抽出液中にまで含まれる
ことはないでしょう。

繰り返しになりますが、違法性と安全性は別物です。
今回基準を超えるレベルの検出が続いていますが、
コーヒーの安全性を損なうものではないのです。
お分かりいただけましたか?

石脇 

農薬問題を考える

2008/05/10 Saturday 08:19

コーヒーで農薬の検出が続いています。

昨日厚生労働省からエチオピア産コーヒー豆に対する検査命令が出されました。

そして、缶コーヒーから農薬が検出されるというショッキングなニュースが。。。

残留した農薬が最終製品に高濃度で残ることは考えにくく、事件性を感じさせます。

 

先の中国の冷凍餃子の問題の時には作物に残留した農薬と刑事事件の凶器として

使われた(推測に過ぎませんが) 農薬が混同されてしまいました。今回同様の問題

に発展しないといいのですが・・・心配です。

 

つづく

 

石脇 

タイのコーヒー

2008/05/08 Thursday 14:05

タイ北部の山岳地帯では、麻薬の原料となるケシの栽培が
長くおこなわれてきました。

深刻な貧困と麻薬中毒を改善するため、1970代に
国連がケシに代わる転換作物としてコーヒーを導入しました。

その成果かどうかはわかりませんが、
タイ北部チェンライで、コーヒー豆の生産量を増強しているそうです。
なんと向こう5年間で10倍以上に!

詳しくはこちらをご覧ください。


浜田

Coffee Break

2008/05/07 Wednesday 06:59

全日本コーヒー協会の広報誌。

毎号なかなかおもしろいのですが、今回特に良かったのが「名曲の中のコーヒー」

奥田民生さんの「コーヒー」

麻丘めぐみさんの「わたしの彼は左きき」(歌詞にコーヒーが登場します)

が載っています。

奥田民生さんの歌は昔よく聴きました。

「わたしの・・・」はもっともっと昔私のテーマ曲の1つでした。左利きなもので。。。

とっても懐かしい。 

因みにもう1つのテーマ曲はキャンディーズの「年下の男の子」でした。

当時(から?)おねえさん好きだったもので。。。

石脇 

コーヒー料理のサイト?

2008/05/06 Tuesday 15:42

どのくらいおいしいのかはナゾですが・・・

詳細はこちらで。

石脇

おいしいもの見つけた!

2008/05/02 Friday 06:00

珈専舎たんぽぽさんの生みかんジュース。

一本当たり2.5kgのみかんを使っているそうです。

とってもおいしい!社内で大好評でした。

コーヒーよりもみかんに詳しい !?私のボス

(つまり社長なんですが)も認めた逸品。

こちらで買えます。一度お試しあれ。 

石脇

 

探し続けていた一冊

COFFEE, CO-OPERATIVES AND CULTURE :

An Anthropological Study of a Coffee Co-operative in Kenya

 Hans Hedlund

Oxford University Press, Nairobi, 1992

 

生産者組合によるコーヒーの高品質化が成功しているケニアについて

その秘密を調べようとずっとずっと探していた一冊。イギリスの古本屋に

埋もれていたものが昨日届きました! 

石脇 

 

ブラジル珈琲園から

2008/04/28 Monday 07:19

今日4/28は神戸から笠戸丸が出航した日ということで。
ちょうど100年。。。
この「ブラジル珈琲園から」は昭和5年に同じく神戸から ブラジルに渡りコーヒー農園で働き始めた大野延吉さんから 郷里の村長へあてた手紙をまとめたものです。 たぶん私のコレクションで一番古い本。
石脇
P1010054.JPG

「世界の嗜好品文化」を訪ねる写真展

2008/04/26 Saturday 20:23

たばこと塩の博物館の開館30周年記念の特別展として大村次郎さんの

写真展が開催されます。世界の国々でたばこ、お茶、コーヒーなどが

どのように生活に根付いていったかが検証されるようです。

詳細はこちらから。

石脇

今年はシナールがいちだんとうまい!

2008/04/25 Friday 13:04

神戸にいる時はほとんど毎朝焙煎します。焙煎して、ブレンドして、朝と

昼で20人分以上のコーヒーを淹れます。入社以来変えていない私の

コーヒー生活の基本です。

自社の豆だけではなく、他社の豆も気に入ったものを使います。

入社当時はほとんど他社の豆でしたが、最近自社商品が増えてきました。

うれしい限りです。

特に気に入って使っているのがマンデリン・シナール。

エリア担当と現地シッパーの努力とパートナーシップの賜物。

とてもクリーンで、柑橘系のフレーバーが強くあります。

そのシナールですが、今年のものは例年にも増して柑橘系!

とってもとってもおいしいです。ぜひ一度お試しください。

石脇 

| 85 / 95 |