2008年3月12日(水) 13時?17時
@上智大学四谷キャンパス11号館5階519教室
サステナビリティに取り組む異業種の方々から学び、
コーヒーのサステナビリティを考えるという非常に
ユニークなイベントが開催されます。
詳細はホームページをご参照ください。
石脇
たしかにコーヒーの染みはとれませんね。
考えたことはなかったのですが、言われてみると
電車の中、車の中、人混みの中のコーヒーは
とってもキケンです。
気をつけなければ。。。
石脇
サンプリングできない一部商品を除いて全ロット検査してます。もう5年以上。
使用農薬調査もずいぶんと前にやっていますし、
対象農薬も400に向けて検討を進めています。
焙煎豆の検査もできます。ICの検査もできます。
生豆で少しでも検出された農薬については焙煎豆検査で消えている
ことを必ず確認しています。
ここまでやっているところはそうそうないと思います。
コーヒーの農薬の情報、データはたぶんどこよりももっているはず。
今年の国際学会で発表する予定です。
石脇
35アイテムのチェックがようやく終わりました。当然、全サンプル問題
ありませんでした。
この結果を受けて、明日の朝には品質保証室から文書が発行される
はずです。
「チャイナフリー」を掲げるところも出始めていますが、食糧自給率が
4割に満たない私たちにとってはかなり難しい問題です。
「よりリスクの少ない中国製」これも1つの選択肢だと思います。
石脇
今回の農薬問題に対するお客様の反応は私の想像をはるかに超えるものでした。
当社の中国製冷凍食品は工場はもちろん、エリアも問題となったところとは違います。
原料の農薬検査も現地でおこなっておりますので、あまり大きな影響はでないと
思っていたのですが、残念ながら「中国製」と一括りにされつつある感があります。
そこで、お客様の安心のためには不可欠と判断し、急遽、当社の該当商品35アイテムに
ついて残留農薬検査をやることにしました。
昨晩から検査を開始しています。35検体というのは通常の私たちの1週間分の検査量
に該当するのですが、お客様の信頼を確保するには早さが命!
明日の夜までに全検査を終え、月曜日の朝には該当商品について「健康害に及び
かねない高濃度汚染(メタミドホスを含む100種類程度の農薬)がない」ことを発表
できるはずです。
もう少々お待ちください。
石脇
サンパウロ新聞の記事より。
モンテ・カルメロ農協理事長の高橋クレウゾ氏の講演内容が
載っています。
世界のコーヒー生産国を見ていつも思うのは、経済や組織と
いったコーヒーそのものとは関係のない部分がコーヒーの品質に
大きな影響を与えているということ。
非常に興味深い記事でした。
石脇