ハノイに来ています。昨年5月以来、2度目の訪問です。
昨年来た時は日中の気温は40℃を超えていましたが、
今回は朝晩は半袖では少し肌寒いくらいでコーヒーも食べ物も
汗だくにならずに一層おいしくいただけます。
夜少し時間があったので、水上人形劇を観に行ってきました。
食文化だけでなく、その国の文化を広く理解するために。
言葉は分かりませんが、音楽とともに楽しいひとときを過ごす
ことができました。
当然、コーヒー文化にもどっぷりと浸ります。
ハノイのスタンダードはベトナムコーヒーとカスタードクリーム
を混ぜたエッグコーヒー。くせになるおいしさです。
現地の方々はひまわりのタネをかじりながらコーヒーと会話を
楽しんでいました。とてもいい空間。
この後、シンガポール、ホーチミンをまわります。
石脇
昨年に引き続き、NPO法人ヒューマンビジョンの会さん主催の
お正月のつどいに呼んでいただきました。東日本大震災の避難移住者
支援のこのイベント、震災以降毎年開催されており、今年は70人分
の手作りおせち料理が用意されたとのことでした。
会場となった旧グッゲンハイム邸はうちの会社と同じくらいの歴史
をもった雰囲気のある洋館です。
私の担当は食後のコーヒー係。
昨年飲んでいただいた方からお声がけいただいたり、日頃の疑問
をご相談いただいたり、、、楽しい時間はあっという間に過ぎま
した。 ちょっと多めに用意したはずなのに足りず、来年はもっと
もっとたくさん用意して臨みたいと思います。
新春早々心の栄養をたくさんいただきました。感謝感謝。
石脇
現在、社長業を優先し、コーヒー屋としての活動をほぼ封印している状況
ですが、そんな中でもそれなりにいろいろありました。
食品の輸出入の仕事の関係で、イギリス、フィンランド、スウェーデン、
ドイツ、イタリア、ニュージーランド、カナダ・・・これまで縁のなかった
国を訪問し、各国のコーヒー文化に触れることができたこと、これは想定外
でしたが、とても貴重な経験になりました。
一般消費者向けのセミナーが軌道に乗ったことも大きな収穫でした。封印中
の身なので、対象を一般消費者向けに絞ったのですが、プロ向け、ハイアマ
チュア向けのセミナーでは得られない新鮮さを感じる機会が幾度となくあり
ました。
一つ残念だったのは、コーヒー屋生活を封印するにあたって一冊出しておこう
と書き進めていた本の原稿をボツにしてしまったこと。とても熱心に取り組んで
いただいたのですが、編集者の方と方針が合わず、降りてしまいました。 この
原稿はいつかまたどこかの機会で使えればと思っています。
捨てる神あれば拾う神もありで、現在、別の出版社からお話をいただいています。
本を書いている時は他を読んではいけないと言われたことがあって、この2、3年
コーヒー関連の本を開けずにいますが、来年の今頃は気兼ねなく読めるように
なっていたいと思っています。
今年も一年ありがとうございました。 石脇
P.S.
ホームページのリニューアルも来年なんとか実現しようと思っています。