コラム

イスタンブールを駆け抜けた

2015/09/24 Thursday 05:38

当初の予定が狂い、経由地イスタンブールでの宿泊がなくなったしまったのですが、

世界のコーヒー史に大きな影響を与えたこの地を少しでも感じてみたいと

トルコ航空と交渉し、復りにトルコに数時間滞在できるように予定変更しました。

 

一度食べてみたかった本場のサバサンド、イスケンダルケバブをいただきつつ、

老舗のコーヒー店から流行りのカフェまで見てきました。

お土産は現地で使われているコーヒー豆。豆の状態なのにリオ臭がぷいんぷいん

漂ってきます。リオ臭の学習に最適です。たぶん。

老舗での1杯

抽出器も歴史を感じさせます

 

時間があまりなく、完全に消化不良の状態で日本に帰ります。

いつか必ずまた。

 

石脇 

スイスで食べた食べた・・・

初日に食べたソーセージのたたりなんでしょうか・・・2日目以降歩く腸詰めに

なってしまいました。食べた、食べた。毎日、おなかいっぱいになりすぎて

気分が悪くなるくらいに。

まずはビールの飲み比べ

そして猪肉のステーキ

最後にメレンゲたっぷりのデザートがど~ん

 

いただくものすべてがおいしいのですが、量が多すぎますね。

値段もお高い。。。(ファストフードで1000円超えてしまうのは普通)

スイスで快適に過ごすには胃袋とお財布を鍛える必要がありそうです。

 

石脇 

 

はじめてのスイス

2015/09/23 Wednesday 17:51

発展途上国専門の私にとってスイスなんて夢のまた夢。

だったのですが、機会をいただき、主にインスタントコーヒーについて

勉強させてもらいました。

 

空き時間を利用して、流行りのお店にも連れていってもらいました。

サードウェーブは万国共通ですね。

浅煎りのコーヒー、そして、当たり前のように抽出方法が選べます。

もちろん、ドリップだって。サイフォンだって。 

 

3件ほど回って、夜はスイス料理。この日は鹿をいただきました。

うまうまです!鹿ですが・・・

 

実はこれから帰国の途につくのですが、つづきます。

 

石脇 

飛んでイスタンブール♪

2015/09/19 Saturday 19:57

昨夜そうなるはずたったのですが・・・搭乗直前のまさかの欠航。

トルコに一泊して、それからスイスに向かう予定だったのですが、

トルコのコーヒー文化に触れる機会はお預けとなりました。残念!

 

スイスではインスタントコーヒーのサプライヤーを訪問します。 

インスタントコーヒーをしっかりと勉強してきます!

 

石脇 

夏休みの自由研究サポート

2015/08/30 Sunday 12:37

今年もやりました。

焙煎して、カップして、ブレンドを創って、親御さんに1杯淹れてもらう・・・

小学校低学年のお子さんにはなかなかハードな内容となりましたが、

コーヒーに興味を持つきっかけになればと思います。 

まずは焙煎。色や香りの変化を観察します。

  そしてカッピング。生産国による風味の違いを確認します。

ブレンドを創って、1杯淹れてもらいました。

 

石脇 

 

「近赤外分光法を活用したコーヒー生豆の格付け」

2015/08/01 Saturday 17:40

食品と開発8月号に寄稿させてもらいました。

数年前のSCAJでひっそりとデビューはした後、地味にコーヒー生豆の熟度を

測り続けてきた機械にようやく少しだけスポットライトが当たりました。

詳細はこちらから。

 

石脇 

ブルーレイクで爽やかなアイスコーヒーを

2015/07/20 Monday 17:38

グアテマラのプレミアムコーヒー ブルーレイクが入港しました。

この商品を立ち上げる時、アティトランの精選工場を訪問しました。

真っ赤なチェリーから取り出されたパーチメントコーヒーが湖を臨む乾燥場で

丁寧に天日乾燥されていた光景を今でも思い出します。私にとって

とても思い入れのあるコーヒーの1つです。

 

今年のロット、カップテスターの評価は↓こんな感じです。

・ほろ苦さの奥にドライフルーツや柑橘系のフレーバーを感じる。バランス
よくすっきりしている。
・ナッツ、柑橘。ほのかにフルーツ系の柔らかい酸味。上品軽やかな印象。
・こうばしいミルクチョコレートのようなアロマ。柑橘を感じさせる爽やかな
フレーバーがあ る。あま酸っぱくマイルドな口あたり。
・チョコレート・柑橘果物の香り。十分な甘味があり 柔らかい。カラメルの
長いアフターテイストがあり良質。

 

ホットでもアイスでも楽しめるこのコーヒー、私はまずアイスコーヒーに使います。

ホットにする時よりもちょっと強めの火力で、2ハゼのピーク手前まで焙煎

します。アティトランの湖面を吹き抜ける爽やかな風のようなアイスコーヒー、

ぜひ一度お試しください。

 

石脇 

ケニア マサイ

2015/07/11 Saturday 18:23

ケニア マサイが入港しました。毎年、毎年、私が一番よく使うコーヒーです。

ブレンドの香り付けに使う浅煎りから、こってりネルドリップ用あるいはアイス

コーヒー用の深煎りまで、いろんな用途で使っているお気に入りのコーヒーです。

 

カップテスターの評価は↓こんな感じ。

・カシス、ドライフルーツやスパイシーなフレーバーを感じる。フレーバー・ボディとも
にしっかりした印 象。
・スパイスやほのかにベリーなどのフルーツの香り。アフターテーストが複雑で
心地よい。綺麗でしっかりした酸味がある。
・ベリー、バニラのようなアロマ、柑橘やダークチョコのようなフレーバーがある。
しっかりした明るい酸味があり、後味に旨味を感じる。
・ベリー系の香りがあり、ジューシー。アフターテイストに甘い余韻が長続きする。
・カシスやトロピカルフルーツ様のジューシーな香りと紅茶やスパイスの香りが
アクセントとして複雑さを演出している。

 

早速試してみましたが、今年も期待通りのデキでした!

マサイにはAAとABがあります。サイズは違いますが、ABも熟度は同じです。

個人的には、プレミックスでブレンドを創る時にはABの方が使いやすいと

感じることがしばしばあります。今回は事前にご契約いただいたお客様の

分しかご用意できないようですが、機会があればぜひABおお試しください。

 

石脇 

イルガチャフィーにするか、グジにするか、、、

13/14クロップからグジというエリアの水洗式のプレミアムコーヒーを扱っています。

とても風味豊かなコーヒーで、実は私、昨年はイルガチャフィーよりもグジの方を

いっぱい使いました。さて、今年は?

 

カップテスターの評価は↓こんな感じです。

イルガチャフィーG1
・紅茶やベリー系のしっかりとしたフレーバーを感じる。口当たり丸く、クリーンで
甘味もある。
・柑橘やワラなような香り。レモン系のスッキリした酸味が特徴。
・レモン、 カカオのようなアロマ、ダージリン紅茶のような華やかなフレーバー。
ヨーグルトのような旨味を感じる 酸味と心地よい渋味があり、後口に甘味を感じる。
・ジンジャーや紅茶、華やかさが明確 にあり、甘酸っぱく、アフターはチョコの様な
甘さもある。

グジ
・レモンやリンゴ、紅茶のフレーバーを感じる。華やかで明るい酸味が特徴的。
・青りん ご、華やかさを感じる。ジューシーな甘みで上品さが印象的なコーヒー。
・花のようなアロ マとマッシュルーム、キャラメル、柑橘系のフレーバーがある。
綺麗な明るい酸味ですっきりとした印象。
・蜜の多い青りんごのようなやわらかい甘さとさわやかさが混在する。甘さの
余韻が持続。

 

どちらもよさそうです。実際に試してみましたが、ホントにどちらもいいですね。

少量で香り付けできますので、アイスコーヒー用のブレンドに浅煎りに仕上げた

ものを少しだけ配合して遊んでます。

 

石脇 

コスタリカ セントタラス

私、始めて訪問した生産国がコスタリカだったので、この国のコーヒー

にはとても愛着があります。いくつか訪れた生産エリアのうち、一番

印象に残ったのが、このコーヒーの故郷タラスです。コーヒーだけで

なく、人も景色もとてもいいところでした。

 

今年のセントタラス、カップテスターの評価は↓こんな感じです。

・ナッツの香ばしさと柑橘系のフレーバーを感じる。フレーバー、ボディ感、
酸のバランスが良い。
・ほのかにフルーツの香り。後味のこうばしさが心地よい。しっかりした酸味が
あり、甘さも感じられる。
・ローストナッツのやキャラメルのようなこうばしさがある。少し渋味のある
酸味がある。
・かすかにオレンジやシトラスの柑橘系の香りと香ばしいカラメル様の香りが
交わる。

 

私はまずアイスコーヒー用に使い始めました。他の中米オリジンやアフリカ

のコーヒーとよく馴染み、とても使いやすいですね。ぜひお試しください。

 

石脇 

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