メキシコのプレミアムコーヒーのカップコメントが届きました。
エスパーニャ
・甘味を伴うグラッシーなフレーバー。ナッツや柑橘の印象も感じる。
・ナッツフレー
バー。きれいな酸味が特徴のコーヒー。バランスが良く上品な印象。
・ナッツ、チョコレート
のようなフレーバーがある。酸味はおとなしいがシロップ
のような甘さが感じられる。
・ナッツ・チョコレートの香り。重厚なボディー感があり、ナッツ様の香りが持続する。
・若草
やナッツの香りにレモンのような柑橘系の香りが明るさをともないながら広がる。
ベラクルスルビー
・ベリーや柑橘系のフレーバーや香ばしいナッツの甘味を感じる。口当たりスムース。
・みかんやベリーなどのフルーツの香り。飲みごたえがある印象でしっかりと甘みが
感じられるコー
ヒー。
・ナッツ、ハチミツ、少し柑橘を感じるようなフレーバー。すっきりした綺麗な酸味と甘味
があり上品な口あたり。
・甘いナッツと熟したフルーツの香り。スッキリした酸味があ
り、切れの良い後口。
・カラメルとナッツ様の甘さをともなう香りに柑橘と果実香がアクセン
トとなりバランスがよい。
個人的には浅煎りにした時のベラクルスルビーの味のバランス、香りの質感がとても
気に入っています。メキシコはブレンドのパーツとして使うことが多いのですが、
ベラクルスルビーの浅煎りはストレートで楽しめそう。そう思います。
石脇
ブラジルのプレミアムコーヒー、カルモデオーロナチュラル、同パルプドナチュラル、
サントアントニオ ブルボンアマレロ パルプドナチュラルのカップコメントが届きました。
カルモデオーロナチュラル
・フルーティーな甘さとナッツの香ばしさ、奥に柑橘系のフレーバーを感じる。
・キャラメ
ルやほのかにフルーツの香り。後味にトーストのような香ばしさがある。
酸味が綺麗で上品な印象。
・トースト、ナッツのようなフレーバーと熟した果実のようなフレーバーがある。
甘味が強
く、しっかりしたボディ感がある。
・柑橘系の明るい酸味とやわらかさのあるナッツ様の甘味、ミルキーな後口。
・ナッツ、ドライフルーツの香り。重厚なカップでナッツの香りが持
続する
カルモデオーロパルプドナチュラル
・ローストナッツの香ばしさと同時に花の様な華やかなフレーバーを感じる。
クリーンで口当たり良い。
・ベリーやカシスのような香り。飲みごたえのあるしっかりした口あたりで
後味チョコ
レートのような甘みを感じます。
・香ばしさとグラッシーな青いフレーバーがある。少し渋味のある酸味があるが、
後味はすっきりした印象。
・柑橘系の明るい酸味に豊かなカラメ
ル香が長く続く。
・ナッツ、やや柑橘系の香り。バランスよく重厚さがありながら甘いスッ
キリした後口。
ブラジルの中で異彩を放つカルモデミナスのコーヒー2種。フレーバーの違いが
しっかり出ているようです。まずは比べていただければと思います。
サントアントニオのコーヒー、 ブルボンアマレロ パルプドナチュラルについては
↓こんな感じです。
サントアントニオ ブルボンアマレロ パルプドナチュラル
・ローストナッツの香ばしいフレーバーとすっきりした口当たり。
・柑橘、ナッツ、トース
ト、PNっぽい。スパイス(花火)。
・キャラメルやナッツのようなこうばしいフレーバー。すっきりした
酸味があり、クリーンな口あたり。
・ナッツ様の甘味と明るい口当たり。かすかにフルーツ様の
フレーバーがアクセント。
・ナッツ、ロースト香の甘い香り。柑橘系の酸味が
あり柔らかく
バランスが良い。
サントアントニオのコーヒーはいろんなコーヒーと馴染みやすく、ブレンドに
使いやすい。個人的にはそう感じることが多いです。このコーヒーはそれに
あてはまる商品だと思います。ぜひ一度お試しください。
石脇
先日入港したマンデリン2種類を当社Qグレーダーに評価してもらいました。
インドネシア リントン マンデリン G1 S16
・マンデリン独特のアーシーな印象と、プラムの様な甘酸っぱさを感じる。
・大地を連想させる様な土臭や香ばしさ。冷めるとほのかに柑橘系の果物の香り
がある。酸味も穏やかな印象。
・ハーブ、柑橘系のフレーバー。すっきりした酸味がある。
インドネシア マンデリン G1 スペシャル
・マンデリンらしいアーシーさと綺麗な酸がある。
・ドライフルーツ、ほのかな土臭。香ばしいアフターテイスト。心地よいすっきりした
酸味が印象的。
・なめし革、ハチミツようなアロマ、ハーブ、チョコレートのようなフレーバー。綺麗な
酸味、柔らかい甘さを後口に感じる。
いずれもマンデリンらしさ溢れる商品のようです。
入港時の熟度測定の結果も良好でした。
個人的にはホットはもちろん、アイス用に深煎りにしても楽しんでいただける商品
と評価しています。マンデリンの価格が高騰している今、これらの商品のコスト
パフォーマンスはお試しいただく価値があると思います。
石脇
10周年を記念するコーヒーサロンがJICAとの共催でおこなわれました。
ルワンダをテーマに全国を回っていますが、今回は北海道!毎月通う
タイより、数年に一度の北海道の方がちょっとときめいたりします。。。
昨日は100名近くの方にお集まりいただき、イベントは大成功。
コーヒーに興味のある方、ルワンダに興味のある方、みなさんに
満足していただけたかと思います。
私自身は「ルワンダに行こう!」と思ってくださる方を1人でも多く、
それをテーマに毎回ゴリラを語っていますが、「すぐにでも行きたい」
というコメントをいただけてたいへん満足しています。
休憩時間にはルワンダコーヒーの試飲付き!こちらも大好評でした。
せっかく北海道に行ったので、北海道のお客様を回ったり、サンプル
を買い集めたりしてきました。明日から分析していきます。
石脇
タンザニアのプレミアムコーヒーが2品入港しました。
キゴマとリマ、どちらもキボーグレードのコーヒーです。
地域が違うせいか風味に違いがあります。
・グラッシーさやハッカを連想させる様なユニークな香り。後味心地よい
香ばしさ。酸味のきれい
さも印象的。やや個性派なコーヒー。
・ベリー系とタバコのような香フレーバーがある。旨味を感じる酸味と
重厚なボディがあり、後口
に甘さが残る。
・レザーやスパイスの若干重たい印象のフレーバー。奥にドライフルーツ
を感じる。
・カシスやグレープ、い草のような香りが複雑に感じられる。
黒糖のような甘い香りが余韻に残
る。
こんな評価のキゴマに対して、リマは
・少しオレンジのようなアロマ、赤い果実系やスパイス系のフレーバーが
ある。すっきりした酸味
がありキレがよい。
・ベリー系のふくよかな甘さと香りが広がる。余韻に黒糖の様な甘さが
しっかり残る。
・ベリー、青りんご、グラッシーさなどの複雑な香り。後味トーストの心地
よい風味。甘みがあり
飲みごたえがあります。
・ジューシーな印象でベリー系のフレーバー、後口にはレモンの様な
柑橘系の印象が残る。
こんな感じ。
どちらも2ハゼに入るあたりからそのピーク過ぎまで広いレンジで使える
コーヒーですが、今年のリマはちょっと浅めで香りを堪能したいかな。
深煎りのキゴマとちょっと浅めのリマで希望ブレンド・・・新しいスタートを
切る4月にぴったりかもしれません。
石脇
人気のプレミアムコーヒー、ブラジルのボンジャルディンが入港しました。
こだわりの農園主が手がけたコーヒー、今年もナチュラル、パルプドナチュラル
の2種類が届きました。
ナチュラルについては、
・トースト、ほのかなフルーツの香りと柔らかい酸味。後味の良さが印象的なコーヒー。
・ハチミツのようなアロマ、こうばしいナッティさとキャラメルフレーバーがある。
やさしい甘さがあ
りマイルドな印象。
・ナッツの香ばしさとカラメル・ホワイトチョコレートのような甘い風味を感じる。
・ピーナッツクリームの様なやわらかい口当たりと甘い香りが柑橘系の明るい酸味
とフルー
ティーな香りと絶妙にからむ。バランス良い。
なかなかおいしそうな表現が並んでいます。一方のパルプドナチュラルは
・少し柑橘系の香り。柔らかい酸味と口あたりの良さがあります。
上品な印象のコーヒー。
・キャラメルのようなアロマ、ローストアーモンドのようなフレーバー。
やさしい酸味と甘みがあ
る。軽やかな口あたり。
・ナッツの香ばしさとダークチョコの様な印象を感じる。クリーンなボディ。
・ナッツやカラメルの甘い香りとオレンジのような柑橘系の明るい酸味が
絶妙にからむ。バラン
ス良い。
こちらもいいですね。ちょっと表現が違うところも興味深いところです。
一度比べていただければと思います。気に入った方が使うもよし、
使い分けるもよし。私はいつも、ストレートで使う時はパルプドナチュラル
を、ブレンドで使う時はナチュラルを選んでいます。
石脇