コラム 月別記事一覧

2008年05月

2008年05月26日

コーヒーの淹れ方

カフェ・バッハの田口さんのお薦めの淹れ方が新聞で紹介されました。

ドリップは非常に複雑な抽出方法です。このような形でいろいろな例が

紹介されると消費者は自分に合った淹れ方を見つけやすいかもしれません。

詳細はコチラから。

 石脇

2008年05月25日

韓国のコーヒー市場

仕事の中で韓国との接点が徐々に増えつつあるのですが、 やはり日本とは違うようですね。

もうちょっと国民性、コーヒー文化等々について深く知る必要 がありそうです。

一番売れるのは朝らしいです。

記事の詳細はコチラから。

石脇

2008年05月24日

価格以外の付加価値を

朝日新聞に萩原珈琲さんの記事が掲載されていました。

実は私がこの業界に興味を持ったきっかけになった珈琲なのですが

記事を読んで、まず価格にびっくりして、その後味にびっくりした

そのときのことを思い出しました。

価格以外の付加価値があることは大変すばらしいことだと思います。

お客様のコーヒーの付加価値づくりのためにこれからもがんばります!

記事はコチラから。

石脇 

2008年05月16日

コーヒーは安全な飲み物なのか? (2)

研究開発室では毎月何十本もの論文を入手し、データベースを構築しています。

その中から今回騒動になっている有機塩素系農薬の消長試験結果に関する論文

を紹介してみます。

Z Lebensm Unters Forsh という有名な論文誌に1984年の179巻に

190?200℃6分間の焙煎で

0.05ppm の γ-BHC

0.007ppmのヘプタクロル代謝物

が検出できなくなることが示されています。

(M. Cetinkaya., et al., Z Lebensm Unters Forsch, 179, 5-8, 1984 )

 

もちろん私たちも農薬の残留のリスクがあるものについては焙煎豆検査で

なくなることを必ず確認しています。

石脇 

 

エチオピアの農薬問題について

セミナーの際にこの話に時間を割きます。

分析している立場からコメントさせていただくとともに

いろいろな質問にもお答えします。

石脇 

2008年05月14日

本格的なコーヒーリキュール

コーヒー豆を使った新しいお酒が
熊本の酒造会社より発売されました。

記事によりますと、

コーヒー豆はキーコーヒーが提供。
焼酎やコーヒー豆の種類、漬け込む時間などを変えながら、
380種類の試作と試飲を繰り返し、約2年かけて完成させた。

結果として、焼酎好きには物足りなく思われがちな米焼酎が、
ベースには一番ぴったりであったとのこと。

詳細はこちらこちらから。

ぜひ一度お試しください。

浜田

2008年05月13日

コーヒーは安全な飲み物なのか?

エチオピアからの農薬検出が続いています。
不安に思われる方のためにここで簡単なリスク評価を
してみたいと思います。

まず最初に認識していただきたいのは「食品衛生法違反
と毒性は別物」であるということです。毒性の評価は
ADIという数値に基づいておこないます。これはその農薬
を一生摂取し続けても問題がない量を表していて、農薬
毎に決まっています。(括弧内は検出最高濃度)
リンデン 0.005mg/kg/day (0.23ppm)
クロルデン 0.0005mg/kg/day (0.03ppm)
ヘプタクロル 0.0001mg/kg/day (0.14ppm)

このところの検出事例のうち一番高濃度(括弧内)のものに
ついて実際にリスク評価してみましょう。
2つの仮定をおきます。
1つは体重50kgの方を想定することです。
もう1つはコーヒー一杯当たり10gを使用するということです。

リンデンの場合は
10×0.23×10^-6×100 / (0.005×10^-3×50) = 0.92%
クロルデン、ヘプタクロルについても同様に計算すると
それぞれ1.2%、28% になります。

つまり、コーヒー一杯あたり一生の安全の目安になる量の
30%にも満たない訳です。30%という量は大きく見えるかも
しれませんが、この計算は「生豆10gをそのまま食べる場合」
の計算になります。実際にそんな人はいませんね。

私たちは焙煎して、粉砕して、抽出してコーヒーを摂取
します。私のところでは焙煎豆での検査もしていますが、
生豆で検出された場合でもそれが焙煎豆に残った事例は
ありません。また、今回検出された有機塩素系農薬は
水に溶けにくいことも知られています。たぶん、万が一
焙煎豆に少量残ったとしても、抽出液中にまで含まれる
ことはないでしょう。

繰り返しになりますが、違法性と安全性は別物です。
今回基準を超えるレベルの検出が続いていますが、
コーヒーの安全性を損なうものではないのです。
お分かりいただけましたか?

石脇 

2008年05月10日

農薬問題を考える

コーヒーで農薬の検出が続いています。

昨日厚生労働省からエチオピア産コーヒー豆に対する検査命令が出されました。

そして、缶コーヒーから農薬が検出されるというショッキングなニュースが。。。

残留した農薬が最終製品に高濃度で残ることは考えにくく、事件性を感じさせます。

 

先の中国の冷凍餃子の問題の時には作物に残留した農薬と刑事事件の凶器として

使われた(推測に過ぎませんが) 農薬が混同されてしまいました。今回同様の問題

に発展しないといいのですが・・・心配です。

 

つづく

 

石脇 

2008年05月08日

タイのコーヒー

タイ北部の山岳地帯では、麻薬の原料となるケシの栽培が
長くおこなわれてきました。

深刻な貧困と麻薬中毒を改善するため、1970代に
国連がケシに代わる転換作物としてコーヒーを導入しました。

その成果かどうかはわかりませんが、
タイ北部チェンライで、コーヒー豆の生産量を増強しているそうです。
なんと向こう5年間で10倍以上に!

詳しくはこちらをご覧ください。


浜田

2008年05月07日

Coffee Break

全日本コーヒー協会の広報誌。

毎号なかなかおもしろいのですが、今回特に良かったのが「名曲の中のコーヒー」

奥田民生さんの「コーヒー」

麻丘めぐみさんの「わたしの彼は左きき」(歌詞にコーヒーが登場します)

が載っています。

奥田民生さんの歌は昔よく聴きました。

「わたしの・・・」はもっともっと昔私のテーマ曲の1つでした。左利きなもので。。。

とっても懐かしい。 

因みにもう1つのテーマ曲はキャンディーズの「年下の男の子」でした。

当時(から?)おねえさん好きだったもので。。。

石脇 

2008年05月06日

コーヒー料理のサイト?

どのくらいおいしいのかはナゾですが・・・

詳細はこちらで。

石脇

2008年05月02日

おいしいもの見つけた!

珈専舎たんぽぽさんの生みかんジュース。

一本当たり2.5kgのみかんを使っているそうです。

とってもおいしい!社内で大好評でした。

コーヒーよりもみかんに詳しい !?私のボス

(つまり社長なんですが)も認めた逸品。

こちらで買えます。一度お試しあれ。 

石脇

 

探し続けていた一冊

COFFEE, CO-OPERATIVES AND CULTURE :

An Anthropological Study of a Coffee Co-operative in Kenya

 Hans Hedlund

Oxford University Press, Nairobi, 1992

 

生産者組合によるコーヒーの高品質化が成功しているケニアについて

その秘密を調べようとずっとずっと探していた一冊。イギリスの古本屋に

埋もれていたものが昨日届きました! 

石脇