コラム 月別記事一覧

2010年12月

2010年12月29日

「カフェを100年、続けるために」

タイトルがすごい・・・カフェ・バッハ田口さんの新しい本です。

カフェ&レストランの連載記事を再編集したものです。

私は毎月連載を楽しみに読んでいましたが、 一冊の本として通して

読んでみるとちょっと違った印象が残ります。プロになって、コーヒーの

知識と売るセンスは全く別物であることを思い知ることが多く、いつか

お店をという夢を早々に諦めてしまった私ですが、自分の店を妄想

しつつ、一気に読んでしまいました。

これから開業される方にはとても参考になる一冊ではないでしょうか。

 

ISBN978-4-7511-0906-9
「カフェを100年、続けるために」 田口護著 旭屋出版 1300円+税

 

石脇

年越しブレンド

これまた長年続く余興です。

いつもその年に印象に残ったコーヒーをベースにしたブレンドにしています。

今年も自社商品はもちろん、他社のプレミアムコーヒーもたくさん分析しました。

分析して、カップして、印象に残ったものをすべて使った今年のブレンドには

ベースになる味がありませんでした。いろんな豆を少しずつブレンドした結果

です。それだけ自分で使いたいと思う豆が増えたということで、これはこれで

感慨深いものがあります。

 

石脇

2010年12月28日

「あたらしいみかんのむきかた」

みかん1こをむくだけでどうぶつの形になる前代未聞の工作えほん!

買ってみました。やってみました。

ものすごくおもしろい!

そして思ったよりも難しい。。。むき上手になるには修行が必要です。

みかんの新しい楽しみ方。うちの社長にも一冊プレゼントしよう。

うさぎをつくってみました。いまいち。。。

 

ISBN978-4-09-227146-3
「あたらしいみかんのむきかた」 岡田好弘作・神谷圭介絵/文
小学館 1000円+税

 

石脇

2010年12月24日

「エチオピアを知るための50章」

明石書店のエリア・スタディーズシリーズの一冊。このシリーズは

主要なコーヒー生産国をカバーしているので少しずつ読み進めています。

今回、エチオピア出張に合わせて、往きの飛行機で読んでみました。

コーヒーに関する記述内容はNGですが、歴史、文化に関する内容は

非常におもしろい。参考になりました。

 

ISBN978-4-7503-2682-5
「エチオピアを知るための50章」 岡倉登志編著 明石書店 2000円+税

 

石脇

クリスマスブレンド

入社以来続けている余興の歴史の一環として今年もつくりました。

今年もコンセプトは「世界のサンタ○○農園を主体としたブレンドを

リクエストいただいた方のうち、いい子(独自基準に基づく)にだけ配る」。

昨日焙煎して、本日早朝からブレンド、袋詰め、配達・・・疲れた。

 

石脇

2010年12月23日

「コーヒーの扉をひらこう」

丸山珈琲の丸山健太郎さんの本。素敵なタイトルです。

エチオピア出張中に届き、昨日から今朝にかけて一気に読んでしまいました。

私とはコーヒーへのアプローチは全く異なりますが、それが故におもしろい。

考えるきっかけを与えてくれます。

 

「コーヒーの扉をひらこう」
ISBN978-4-902676-20-4
丸山健太郎著 第一企画 2200円+税

 

石脇

 

2010年12月22日

帰国します

今ドバイにいます。これから帰国するところ。

今回は2泊4日。中身もハードでかなり疲れました。。。

最終日は今年のクロップをカップさせてもらいました。

一歩外に出れば、簡単にモカに出逢うことができます。

安全にも何も問題はないのに、日本に輸入するのはたいへんな苦労

を伴う訳で、やるせない思いでいっぱいになります。

一日も早くふつうに輸入できる日がきますように。

 

石脇

 

2010年12月20日

エチオピアの朝

どこにいてもたいてい朝4時には目が覚めます。移動で疲れたはずなのですが

今朝もちゃんと4時に。エチオピアと日本は時差が6時間あるので、朝起きた頃

ちょうど日本が動き始めます。たまっていた仕事とメールを処理して、ようやく

朝ごはんにありつけました。

 

12月においしいすいかを食べられる幸せ。

焼きたてのワッフルもとてもおいしかった。

何かいいことがありそうな予感があります。

 

石脇

2010年12月19日

エチオピアに来ています

なんと今年3回目。コーヒーの聖地みたいなところに出張で行けるのは

とっても幸せなことなのですが、こう頻繁に続くとときめきがなくなります。

出発の数時間前にパッキングして、関空へ。

今回初めて出国審査場の隣にあるKIX REFRESH CABINを利用して

みました。中は↓こんな感じ。

シャワーを浴びることもできるし(タオルその他ついています)、ネット

接続もできます。時間帯によるかもしれませんが、とっても割安感があります。

 

12月の訪問は初めてです。日の当たるところと日陰との温度差が結構激しい

ですね。風邪ひかないようにしなければ。

 

石脇

2010年12月18日

シュトーレンの季節

日経にドイツのクリスマス菓子シュトーレンの記事が載っていました。

学生の頃からお世話になっているカフェ バッハで初めて食べたのが数年前。

以来、毎年この時期になるとシュトーレンを食べたくなります。

いろいろと食べ比べてみましたが、私にはバッハのシュトーレンが一番合います。

 

今年もおいしさの詰め合わせが届きました!

バッハのおいしさの詰め合わせ

薄くカットして少しずついただきます

日持ちするお菓子なので、本来はクリスマスまで少しずつ食べながら味の変化を

楽しむもののようですが、会社でも大人気で、あっという間になくなってしまいます。

バッハのサイトから購入できます。ぜひ一度お試しください。

 

石脇

2010年12月15日

2011日中農薬残留分析交流会セミナー

2011年2月9日におこなわれる日中農薬残留分析交流会主催のセミナーで

「コーヒー輸入における残留農薬の現状と課題」というタイトルで少しお話させて

いただくことになりました。私以外はこの分野の重鎮の先生ばかりで、私としては

珍しく、かなりプレッシャーを感じております。。。

せっかくの機会なので、コーヒーのことを知っていただくこと、残留農薬問題に

ついてアドバイスをいただくことを目的にお話ししたいと思います。

詳細とお申し込みはこちらから。

 

石脇

2010年12月06日

コーヒーからリチウム電池!

抽出滓から負極材料をつくるらしい。。。

コーヒーに携わる者としてはちょっとうれしい。

そして、このような技術が日本企業に開発されたことをとても

誇らしく思います(私が何かした訳じゃないけど)。

とても励みになるニュースでした。

詳細はこちらとかこちらから。

 

石脇

クリスマスリース2010

現代アート作家田辺由美子さんに今年もつくっていただきました。

今年の作品のポイントはコーヒーの木でつくられたフレーム。

折れないように時間をかけてゆっくりと整形されています。

本社2Fに飾りますので、お越しの際にご覧ください。

 

石脇

2010年12月03日

生豆一粒単位で成分を測る

東京理科大との共同研究です。昨日無事に学会発表が終わりました。

生豆一粒単位で成分を測って、そのばらつきを見ると、ロットの均一性が分かります。

成分に異常がある生豆には、外観に問題がなく、ハンドピックもしくは通常の

電子選別で取り除けないものが少なからず含まれている点も非常におもしろい。

装置自体は非常にコンパクトなので、出張時に持参するという使い方もありそうです。

 

石脇